ブンデスリーガ初ゴール!香川真司の躍進はここから始まる
ブンデスリーガ初ゴールを飾る香川真司
リーグ2戦目インゴルシュタット戦の後半39分。
今シーズンプレシーズンマッチから好調をキープして来た香川だが、 開幕直前にコンディションを落として少し心配をしていた。
香川本人も先発落ちを予想していたと認めているが、練習でコンディションの良さをアピールし 先発を勝ち取ると、ロイスの先制点をアシストすることにに成功して、各紙から高評価を得る。
さらにELプレーオフで1ゴール1アシストを決めると、今シーズンの期待感はいやおうなしに高まってきていた。
昇格組のインゴルシュタットとのリーグ第2戦
前半は香川のアシスト未遂や香川自身にも訪れた決定機を生かせずゴールの遠い展開が続いたが、後半10分にギンターのゴールで先制する。
それまでインゴルシュタットに押されている展開の中でのゴールが大きかった。
直後にもロイスがPKでゴール。
その後しばらくゴールは生まれなかったが、後半39分に香川に待望ののゴールが生まれた。
試合後にトゥヘルも、インサイドハーフとしてハードワークをしてくれた香川にゴールが生まれたのが良かったと言われている。
メンバー的にも、ムヒタリアンはトップ下で出たいのは見え見えだし、プレシーズンから絶好調で来ている。
ほかにもいい選手はそろっているし結果を残せないとポジション安泰とは言えない。
疲れもある、いいコンディションとは言えない状態の苦しい中でも結果を残せた事でトゥヘルからの評価も確立されたのではないだろうか。
とは言っても、今日の香川は連戦の疲れのせいか、そこまでコンディションが良さそうには感じられなかった。
今シーズンは岡崎がプレミアへ旅立ち、清武はケガで出遅れている。
乾はリーガ移籍が目前に迫っていると報道されていることから、第2節ではベンチ外だった。
その中で香川の活躍はブンデスリーガを見る日本のファンにも嬉しいことだろう。
ただ、まだリーグ戦は始まったばかり。
これからさらに結果を残し、4期ぶりのブンデスリーガ優勝の立役者になって欲しいと願う。
それが日本代表の強さに、ひいては日本サッカーの盛り上がりに繋がるのだから。